脳を活性化し、資格試験・ビジネスに活かす。

簡単にやる気を出し、勉強に集中する方法。

 

勉強,集中,やる気

 

やる気を引き出す方法

 

 

やる気を上手に引き出す方法を説明していきます。

 

まず、やる気を下げる要因をなくして
自然にやる気を出すようにするためにはどうすれば良いでしょうか?

 

それは

 

邪魔を排除する

 

ということです。

 

では、邪魔とはなんでしょうか?

 

それは考えればいくらでも出てくると思います。

 

机が整理されていないこと

 

毎日のように遊びに誘ってくる友達

 

文句言ってくる人

 

携帯電話・スマホ・パソコン

 

ゲーム機

 

など他にもたくさん出てくると思います。

 

特に最近ではスマホが集中力を妨げる要因の一つだといえます。

 

ゲーム・動画・SNS・LINE・メール・電話・インターネットなど
多機能なスマホは利便性はあるものの、それらが集中力を減らす原因になります。

 

最近では、人が完全に集中できる時間は20分程度だと
研究で明らかにされるなど言われていますが、
本当にこれが限界といえるでしょうか?

 

もちろん、適度に休憩を入れる方が効率的ですが
しかし20分はかなり短いと思います。

 

訓練でも集中力を高めることは可能ですが
まずは環境を整えることが一番重要です。

 

訓練の時間を多くとると
目標や目的に費やす時間が結果的に減ってしまっては
本末転倒ですし、三日坊主になることもあります。

 

なので、勉強をスムーズに始められる環境を
整えることを強く意識してほしいということです。

 

例えば、

 

机にあまり使わないモノがあれば、違うところに片づけたり、捨ててしまうなど。

 

あらかじめ勉強時間を決めておきの時間はスマホ等の電源を切る。

 

周囲の人にこの時間は連絡は取れないことを伝えておく。

 

基本的にやるべきことを絞る。

 

仕事や勉強、その他のやるべきこと以外は一段落が着くまでやらない。

 

などありますが、自分で邪魔になっていると思うことを紙に書いてみてください。

 

 

そして、そこからやるべきことを書いて、出来ることを実行してください。

 

次に脳に関する知識から説明します。

 

 

脳の性質の中で

 

脳は五感などの身体感覚(入力)と身体運動(出力)を重視する

 

ということがあります。

 

詳しくは説明しませんがこの二つの中でより重視されるのが
身体運動(出力)の方です。

 

つまり、行動することで自然にそのことを脳が重視するということです。

 

当たり前のことですが
睡眠を例にとれば睡眠不足などを除けば
眠気を感じるが、寝るための行動をとらない場合と
夜になり眠気はあまり感じないけど
部屋を暗くして布団に入って目をつむる場合は
どちらが寝ることができるでしょうか?

 

これは後者の方が寝ることができます。

 

これを心理学の一種のNLP的に言えば
アンカリングと言われています。

 

アンカリングとは条件付けのことを指します。

 

睡眠に関して言えば

 

いつも12時に寝る習慣がある→アンカー

 

実際に布団に入る→トリガー

 

というような図式が成り立ちます。

 

アンカーが錨であり、トリガーは引き金のことです。

 

習慣というのはある種、義務感をもたらします、
普段違うことをしようとすると不快感を感じたり
焦りなどの感情を呼び起こします。

 

その感情がトリガー(行動)によって現れるということです。

 

この場合は義務感に従った、安心感といえます。

 

このように行動によって、結果的に感情を生じさせる
心理テクニックのことをアンカリングといいます。

 

これで脳の性質とNLPという心理学の一種の両者から考えれば

 

勉強し始めればやる気が出る。

 

ということがわかると思います。

 

もちろん、勉強嫌いな人にとっては
嫌な感情が生まれる危険性はあります。

 

そのようなときには勉強するメリット
明確にして、実際に紙に書いて読んでみて良い感情で上書きしてください。

 

最後にまとめると

 

1、勉強を始めやすく、途中で邪魔が入らない環境を作る。

 

2、実際にやり始めれば、やる気が起こるという脳の性質を利用する。

 

3、勉強にトラウマがある人はあらかじめ勉強するメリットを明確にして、そこから得られる良い感情を繰り返し、確認する。

 

この3ステップを行ってください。

 

別に勉強にトラウマがない人も、
3番も試したほうが集中力がより強化すると思いますのでやってみてください。

 

 

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