勉強法テクニック〜目次活用法〜を紹介します。

勉強法テクニック〜目次活用法〜

 

 

 

目次を活用する

 

なぜ、目次を活用するのか?ということの結論から言えば

 

頭を整理しやすくするため

 

です。

 

資格試験のテキストで言えば
通常、複数の科目や分野があり
あまり、それぞれ関連性が低いと思います。

 

そうなると、どんどん新しい知識を憶えていくことになり
結局、最初の方にやった項目を忘れてしまうということが多々あると思います。

 

また、集中して勉強し
『今日はかなり勉強できたな。100ページも進めたよ。』
と思った時に程々の達成感と疲労感で
『今日の勉強はここまで。かなり頑張ったな。』
と思い、その日の勉強はそこで終わってしまうのではないでしょうか?

 

実際私もそうで、その後テキストを開く気が失せてしまうんですね。

 

ここに勉強する上で絶対見落としてはいけないことをやらずに中途半端に
終わってしまっているんですね。

 

では、絶対に見落としてはならないこととは何か?

 

それは

 

復習

 

です。

 

エビングハウスの忘却曲線
という言葉は聞いたことがあるかもしれません。

 

要するに

 

20分後に約40パーセント忘れ
1時間後には約55パセーント忘れ
一日後には約75パーセント忘れ
一か月後には約80パーセント忘れる

 

というものです。

 

勿論、これは意味のない文字の羅列についてテストしたみたいですから
記憶術等の工夫して意味を付けたり興味深く印象が強い場合はかなり結果は変わってきます。

 

しかしながら、やはり記憶テストという形で
行われている実験ですから
それなりに被験者は工夫して憶えたのではないかということも考えられます。

 

なので、
基本的には記憶に関しては謙虚な態度をとることが重要です。

 

では、具体的なテクニックを説明していきます。

 

1、目次をコピーする。

 

2、勉強しながら、一項目が終わった後は目次をみる

 

3、そして思いついた単語などを目次に書き込んでみる

 

4、目次を見て、同じ分野の中との関係性を考えてみる

 

5、書き込んだり、考えたことをマインドマップにしてみる

 

6、目次をとにかく覚えるまで読み込んだり、暗唱できるようにする

 

などが挙げられます。

 

このようなことを行えば
それぞれの知識がピラミッドのような構造になり
整理して頭に入れることができるようになります。

 

まずピラミッドの頂点は○○(資格試験名)で
その下に科目・分野となり、その下にそれぞれの項目というように整理していくんですね。

 

こうすれば体系的に理解し、記憶することができます。

 

勿論、目次を暗記するのは大変かと思います。

 

しかしながら、簡単な試験では
選択式で曖昧な知識でも正解にたどり着くことが可能ですが、
難関試験は選択式の試験でもややこしい選択肢が出てきたり
記述式では当たり前のように言葉の定義だけではなく、
それに関連する事項も求められてくるんですね。

 

目次を活用する・憶えることで

 

その知識の立ち位置、つまり他の知識との関連性がわかる

 

全体像を把握することで共通のロジックが見えてくる

 

復習を気楽にできる

 

目次に勉強したことを簡単にメモすることでノートを作る時間を短縮

 

目次はマインドマップ作成の指針となる

 

などのメリットがあります。

 

目次を活用するということはいわば枠組みを用意するとも
言い換えることができます。

 

文章暗記に利用される

 

5W1H

 

主語・述語を確認する

 

違いを表にしてみる

 

など他にも様々なテクニックがあります。

 

記憶術の基本的な考え方も同じです。

 

ですので、ぜひ使ってみてください。

 

少しずつ、目次を読む・眺める習慣を
身に付けていってほしいと思います。

 

マインドマップは書くのに時間が掛かりますが
パソコンソフトを使えば簡単にできます。

 

すぐに使える無料マインドマップツール10選

 

これを参考にしてみてください。

 

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マインドマップの書き方をしらべるのも良いですが
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時間が掛からないのでおススメです。

 


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マインドマップを作った後は
あとで簡単に見返せるようにファイリングしておきましょう。

 

では、ぜひやってみてください。

 

短期的にはともかく長期的には必ず効果がありますので。

 

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