脳波知り、体験して操作する。

脳波誘導手法について

 

ここでは、バイノーラル・ビートを始めとする
様々な手法を紹介します。

 

バイノーラルビート

 

 

大まかに説明すると、左耳から400HZ、右耳から410HZの周波数の音を聴くことで
脳内で10HZうねり音が発生し、そのうねり音によって脳波が同調し、
結果的にこの例で言えばアルファ波優位の状態になります。

 

このようにうねり音と脳波が同調し、狙った脳波に誘導する手法です。

 

モノラルビート

 

 

この音はバイノーラルビートと似ていますが
脳の中でうねりを生み出すのではなく
音の中でうねりが生じるように音を設計しているので、
基本的にヘッドフォン・イヤフォンを必要としません。

 

つまり、音楽の中で音同士を互いに干渉させて
特定の周波数の音を出して、
その音と脳が同調させる手法です。

 

等時間隔ビート(アイソクロニックトーン)

 

 

基本的にリズムカルな音で
音の間隔の長さと脳波の周波数にと対応させて作成された音です。
リズムが早ければ早いほど高い周波数になります。

 

 

つまり、ベータ波やガンマ波の脳波に
なり、緊張状態や集中状態を作り出します。

 

バノーラル・ビートやモノラルビートより
効果が高いと一般的に言われています。

 

ハーモニックボックスX

 

 

この手法はバイノーラルビートとモノラルビートを
組み合わせて、複数の周波数にバランスよく同調させる手法です。

 

要するに倍音などの効果を使い
複数の周波数の音を生み出し
ガンマ波からデルタ波まで同時に
一定の周波数に同調させるというものです。

 

 

ホワイトノイズ

 

 

あらゆる周波数を含んだ音のことです。
安定感を生み、聴くと集中力がアップしたり
耳鳴りが治ると言われています。

 

いわゆるラジオや昔のテレビで聞けた「ザァー」
というような音のことです。

 

 

ピンクノイズ

 

 

ホワイトノイズにたいして周波数が起きくなるたびに
大きさが反比例する音の事です。

 

1/fゆらぎとも言われます。

 

自然界に多く見られる音のようです。

 

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ホワイトノイズやピンクノイズ自体は
脳波誘導とは直接関係ないですが
よく瞑想や集中用の音源に使われるので
簡単に説明しました。

 

基本的に脳波誘導音響技術に関しては
研究はアメリカ中心で個々の企業が勝手にやっているような状態だと思います。

 

ヘミシンク関連で研究はなされているようですが
どちらかと言えば、ヘミシンク創設者ロバート・モンローは
研究というよりも個人の体験を重視していたので
経験論的なデータは豊富ですが
科学的研究はそれほど為されていません。

 

勿論、ある程度の実証研究はあるので効果は否定できませんが。

 

とはいえ、バイノーラル・ビートはかなり古い技術ですし
もう少し、スタンダードになっていても良い気がします。

 

こういうことから、あまり標準化された技術が
上記のアイソトニックトーンくらいまでは一般的であるといえます。

 

他は音楽を提供している企業によって様々異なります。

 

実際、EEG等でデータを蓄積しているのでしょうが
企業機密のため、どのような技術かを
踏み込んで説明しているモノはありません。

 

この辺は自分で試すしか方法はないと思います。

 

さらに最近ではシューマン周波数といって
地球の周波数といわれているものがあり、
さらにソルフェジオ周波数などの音楽もあります。

 

その周波数自体はオカルト的には
神聖であるように感じますが
その音を聴くことでいい影響があるとは科学的にどのなのかはわかりません。

 

また、一応実験でソルフェジオ周波数の一つが
DNAを修復するという結果が出たという
研究を見たことはありますが信頼出来るかどうかは不明確です。

 

しかしながら、古代などから宗教的には
そのような音は重宝されていたようです。

 

これをどう捉えるか個人の価値観で
決まるので興味のある人は聞いてみてください。

 

シューマン周波数

 

 

ソルフェジオ周波数

 

 

 

⇒脳波誘導音楽について

 

関連ページ

周波数について
周波数リストから重要事項抜粋していきます。脳波誘導音楽がどのような根拠で作られているかが少し理解できると思います。