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NLPの知識を利用した光速速読法

光速速読法の概要

 

 

NLP(神経言語プログラミング)は心理学の一つと
捉えてもらって構いません。

 

どちらかというと催眠というイメージの方が
定着していると思いますが。

 

まず、始めにスッテプから説明します。

 

1、本を読む目的を明確にする。

 

2、リラックスするために呼吸法を行う。

 

3、本を眺めながら、ページをめくる。

 

4、終わったら、一度休憩を取る。

 

5、その後、目的に沿った情報を拾いながらマインドマップを作成する。

 

6、その情報、つまり単語について解説する情報をインデックスカードに
書き込む。

 

以上のステップです。

 

では、1つずつ説明していきます。

 

本を読む目的を明確にする。

 

これをする目的は、無意識を活用するためのもです。

 

無意識はかなりの情報を絶えず処理しているのですが、
大半は勝手に意識に上らず、使われないままになります。

 

要するに何かに集中する時、
実際は周りの風景などは視界に入ります。

 

しかし、実際は見えていない、つまりは意識に上らないわけです。

 

結局、何かにフォーカスすると
不必要な情報はどんどん切り落とされてしまう訳です。

 

逆に言えば、何かに集中する理由を作るために
目的が必要なんですね。

 

無意識は処理能力は高速かつ大量ですが、
どの情報が重要なのかは判断できない、
あるいは習慣、信念に処理範囲を決められるなど
意識的にはコントロールできないものです。

 

なので、無意識が判断するために目的を明確にする必要があるんですね。

 

要するにアファメーションを作る作業を行ってください。

 

アファメーションは出来るだけ、具体的に
快適な感情が生じてくるものであれば尚、良いです。

 

そうして無意識の処理範囲を規定していくんですね。

 

 

2、リラックスするために呼吸法を行う。

 

 

このステップでは意識による情報処理を
弱めることを目的にしています。

 

意識がはっきりしていると視線が
どうしても一点に注目したり、意識があちこちに分散したりします。

 

そうすると、無意識は先程言ったように
習慣や信念・癖などに邪魔されて活用できなくなってしまいます。

 

 

普段、やらないことをやるのは不快感が生じますし、
始めてやることはどうしても意識的に集中してしまうんですね。

 

そこで、呼吸法を行って体と心をリラックスさせます。

 

1・2・3・4で吐いて、1・2で息を止めます、
そして1・2・3・4で吸って、1・2で息を止めます。

 

これで一回で七回を一セットで行ってください。

 

始めは一セットで良いですが
慣れてきたら三セットくらい行ってください。

 

1・2・3・4などは秒などの時間の長さではなく
あくまでリズムなので、どんどん深い呼吸にチャレンジしてください。

 

リラックスを効果的に行うには
体で言えば、まず緊張が必要です。

 

例えば、何もせず体を緩めるよりも
全身に力を入れ、限界まで行った後に
体の力を抜くと自然にリラックスできます。

 

反動を利用するということですね。

 

なので、呼吸にもそれを応用します。

 

もちろん、この呼吸はしんどいので、
普通に運動した後に深呼吸するだけでも良いでしょう。

 

呼吸法で、挫折してしまったら本末転倒です。

 

3、本を眺めながら、素早くページをめくる。

 

ようやく本番です。

 

本を読むのではなく、眺めてください。

 

そうすることで、無意識を用いて高速処理が出来ます。

 

何か、文字を認識しようとすると
意識に引っ張られて、無意識の情報を
活用できなくなってしまうので注意してください。

 

リラックスしながら本を素早くめくるというのは
意外に難しいですが、実践し、自身でコツを掴んでください。

 

これは感覚の問題なので一概にはいえません。

 

自分が心地よい姿勢、
ページのめくり方を実践しながら感覚を掴んでいください。

 

 

4、終わったら休憩を取る。

 

この休憩に入る前に
目的に沿った情報収集は終わったと
宣言しつつ、そこから得られるメリットの入れた
アファメーションを口ではっきりと宣言してください。

 

そうすることで、無意識を活用していた状態と
していない状態とを区別するんですね。

 

そのような区別をきちんとしていくことでより無意識を活用しやすくなります。

 

そして、時間を一時間程度置きましょう。

 

 

5、その後、目的に沿った情報を拾いながらマインドマップを作成する。

 

次にマインドマップを活用します。

 

なぜ、一々ノートを作るかというと
無意識には勿論ですが達成感はありません。

 

なので、重要な情報と認識されないので
放っておくと、やはり情報は取り出せなくなってしまいます。

 

記憶するために、アウトプットと整理する必要があります。

 

始めの方は「どうせ本や参考書を見返すなら、意味ないんじゃないか?」と
思うかもしれませんが、微妙に変わってくるのでネガティブな考えは出来るだけ捨ててください。

 

まず、目的に沿ったキーワードを斜め読みしながらメモしていきます。

 

 

そして、メモしたキーワードを構造的に整理していきます。

 

つまり、抽象→具体的という図式です。

 

例を挙げるなら、生き物→動物→哺乳類→犬→犬の種類
→ペットなどの身近にいる犬という順番でマインドマップに書いていってください。

 

実際はマインドマップではなく、ピラミッド型のロジックツリーでも
良いのですが、練習としてマインドマップを作成してみてください。

 

もう少し詳しく説明すると
抽象的な概念は具体的な事象・モノを含むということです。

 

つまり、生き物といっても哺乳類・爬虫類・鳥類・魚類・・・・・
などを含めていますよね。

 

もちろん、生物学には他にも分類の仕方はありますし、正確ではないですが。

 

このように、体系化していくことで
知識をより深く理解することができます。

 

その知識の位置づけや他の知識との関係性が見えてくるというわけです。

 

6、その情報、つまり単語について解説する情報をインデックスカードに書き込む。

 

最後にインデックスカードにキーワードの意味などの情報を書き込みましょう。

 

これは暗記のための作業です。

 

また、マインドマップを見ながら
インデックスカードに書いた情報を
思い出してみてください。

 

 

以上が6つのスッテプです。

 

また、普通のビジネス書なら3回・資格試験等の参考書なら10回程度繰り返してください。

 

 

最後に

 

最後にフォトリーディングと変わらないじゃないか、と思った人もいるかもしれません。

 

確かに流れはほぼ同じかもしれませんが、具体的なステップや考え方は異なります。

 

また、自分の好きなようにカスタマイズした方がいいかもしれません。

 

結局、無意識を利用する以上は
信じる・確信を持つ」というのが重要だからです。

 

何事もそうですが、疑いすぎると何もできなくなってしまいます。

 

なので、自分の感覚にマッチしたやり方を探るのが重要です。

 

特に、このような無意識を利用したり、これまで学生時代に
実践していた勉強法とは180度異なると思いますので
強い違和感を感じると思います。

 

というわけで、気に入ったやり方で集中できる方法を実践することをおススメします。

 

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