記憶術をマスターし、脳を進化させる。

記憶術の概要

 

記憶術,記憶力,方法,ノウハウ

 

記憶術とは?

 

記憶術とは、視覚的なイメージなどを用い
関連付けて物を覚える技術です。

 

広く言えば、記憶するための工夫全般と言い換えることができます。

 

一番大事なことは「関連付ける」という部分です。

 

例を挙げると

 

・一から百までの数字に語呂合わせ使って、イメージと数字とを
対応して覚えること

 

例えば、 01→ワイシャツ
      02→鬼
      03→豆

 

のように、表を作り、さらに憶えておきます。

 

そうすることでまずは記憶するための箱を
あらかじめ用意することができます。

 

そして実際に覚えたい事柄を一から順に
並べます。

 

最後に数字を対応するイメージを使いストーリーを
作ります。

 

ここで重要なのは印象深くすることです。

 

では、簡単に実践してみます。

 

脳幹、網様体賦活系、無意識という語句を
憶えてみましょう。

 

1、まず、初めに憶えたい単語に数字を付けます。

 

  01、脳幹 02、網様体賦活系 03、無意識

 

2、次に数字が書かれている箱を想像してください。

 

箱のイメージはどのようなものでも構いません。

 

ただその箱に01などの数字が書かれていることを想像してください。

 

3、そして次にその箱に単語を放り込んでください。

 

このとき、1の箱に脳幹という単語入れていることを想像します。

 

4、そして入れた後にすぐに蓋をします。

 

5、そして、やがてその箱の中からワイシャツが飛び出してくるイメージをします。

 

イメージとしては

 

入力(単語)→箱→出力(イメージ)という具合です。

 

6、これを1から順にやりつつ、イメージをつなぎ合わせストーリを作っていきます。

 

例えば
01の単語を箱に入れると、子供サイズのワイシャツが出てきて、
02の単語を箱に入れると、身長3メートルの鬼がびりびりワイシャツを破りながら
着ようとしています。
03の単語を箱に入れると、直径5メートルの豆が天高くどび出してきて
鬼を押しつぶしていしまいます。

 

このように印象を残すために、おおげさでバカバカしいと思える
ストーリーを考えます。

 

 

この方法は多少、オリジナルを加えていますが
ペグ法と一般的に言われています。

 

マスターする手順としては

 

まず、100まで数字とイメージの対応表を作り
完璧に覚えます。

 

ここで挫折してしまう人が多いと思いますが
頑張ってください。

 

次にバカバカしいと思わず、遊び心でストーリを作ることです。

 

また、ここで五感をうまく利用するのもよいでしょう。

 

上記の例では、鬼がワイシャツをビリビリと音を立てながら
着ているところ視覚的なイメージだけではなく
音も想像してみるとより効果的です。

 

ぜひ、やってみてください。

 

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