記憶術の必要条件
記憶術をマスターするための必要な条件
想像力
連想力
の二つが不可欠と言えます。
記憶術の目的は
いろいろ工夫して強い印象を作り
頭に残りやすくることです。
そこで重要になるのが想像力と連想力なのです。
記憶するということは
脳にネットワークを作る
つまり、これまで持っている記憶と
つなげ合わせることであると言われています。
知っていることと似ている事は
憶えやすいということですね。
この事から
良く知っている、例えば動物や物など
視覚的にイメージできるものと
これから覚える馴染みのない概念などを
くっ付けてネットワーク化してしまおうというのが
記憶術です。
もちろん、我々は論理的思考が正しく、
小学校〜大学まで、間接的又は直接的に
訓練してきました。
なので、初めは使うのが
バカバカしく思えたり、
学校でしつこく教わってきたことを
否定した行動をとることは
罪悪感が湧くかもしれません。
いわば、論理的な思考が
出来ない子供の頃のように
退化しているように思えるかもしれません。
しかしながら、最近では
クリエイティブな発想が注目されており
子供のような自由な発想力をどのように
身につければいいだろうか?と
研究されてきています。
そこで、記憶だけではなく発想力も
鍛えられる記憶術を実践するのが
私は一番効率的だと思います。
憶えたい事柄も憶えられて、
さらにそのためにイメージを使って
それをストーリー化していくという
かなり頭を使います。
また、イメージ力を高めることで
右脳が活性化しますし、
印象に残るようなストーリーを
考えていかないといけないので
発想力が高めていかなければならないと思います。
整理すると
想像力→鮮明で強烈なイメージをする力
連想力→印象に残るストーリーを作る力
と変換できるでしょう。
私もそうですが
記憶術を使い始めてすぐの時は
かなり疲れます。
やはり、私もこれまで文章を理解し
それを何度も書いたり、声に出して読んだりする
普通の勉強法だったので
いきなりイメージを使い、そしてストーリーを
作ることに戸惑いました。
なので、初めはうまくできなくても
心配は入りません。
気楽に構えてやるのが一番です。
最初の頃はどうしても時間がかかり
『これなら普通に勉強した方が早いんじゃないか?』
と思ってしまうかもしれませんので
どうしても憶えにくいところだけ使ってみることをおススメします。
いきなり本一冊を記憶術のみで
憶えてしまおうなんて考えないでください。
多分、嫌になるだろうと思います。
なので、
本を読みながら章ごとに要約、または
キーワードだけをメモしておいて
それを記憶術を使って憶えるのはどうでしょうか?
このように勉強の中に
少しずつ記憶術を取り入れていくというスタンスで
実践していくのが良いと思います。
関連ページ
- 記憶力のない人の方が有利な方法
- 記憶力が他人よりないと思う人にぴったりな記憶法を紹介します。
- 120万人が実践しているジニアス記憶術
- 一日、たった10分のトレーニングで右脳を鍛えて、大量記憶が可能に。
- 試験に受かるユダヤ式記憶術
- 5000年の歴史を持つユダヤの民が生み出した知恵を用いた記憶術を使えば、記憶力と理解力が飛躍的に向上します。
- 論文式試験専用記憶術
- 税理士・公認会計士・司法書士などの記述式の試験用の記憶術を紹介します。
- 【吉永賢一の東大記憶法】で記憶の基礎力を身に付けよう!!
- 基本的な記憶術をベースに記憶の本質に迫った基礎教材である『東大記憶法 〜記憶力90日向上プロジェクト〜(記憶法・遠隔セミナー)』を紹介します。
- 記憶のネットワークの作り方
- 忘れない強い記憶には関連付けることが重要です。そこで、記憶のネットワークを作り、さらに体系的に憶えるので理解力が高まる記憶法を紹介します。
- 写真記憶・直観像記憶の訓練法
- 写真記憶・直観像記憶の訓練法、やり方を紹介していきます。
- 記憶のコツ〜まずは情報量を減らそう〜
- 効率的に記憶していくには、憶える量を減らしていくことが重要です。