ノート・メモについての考え方
ノート・メモの3パターン
ノート・メモを作っても、復習しない人の場合
ある意味、バカバカしいと思ってしまうことかもしれませんが
字が汚い人にとってはよくある場合だと思います。
私も以前まではこのパターンに陥っていました。
おそらく、完璧主義の傾向があり、加えて字が上手く書けないという人に
当てはまるんじゃないか?と思います。
この場合の解決策として
PCやタブレット端末に後で移し替える方法
このサイト内で紹介したと思いますが
私はimindmapというソフトやmindpieceというマインドマップ作成ソフトを使用しています。
そうすることでキレイなノートを作成できますし、
イラストや画像も挿入できるので楽しく復習できるようになりました。
もちろん、図や表はエクセルを使って
画像に加工してから貼り付ける必要があるので
手間が掛かるというデメリットもありますが・・・。
また、マインドマップにこだわる必要もありませんが・・・。
テキスト等に直接書き込む方法
また、他の方法では
ノートは作らずに、テキストや問題集(解答・解説集)の
余白にメモするという方法があります。
テキスト等をキレイに使いたいと思う人もいるでしょうが
あくまで試験に合格することが目的なので
潔くあきらめることをおススメします。
ノート作りに時間を掛け過ぎてしまう人の場合
講座・講義などを受けている人は
講師が黒板・ホワイトボードに書いている事と
自分で気づいたことのみに集中すれば良いと思います。
テキストの文章や図を丸写しなどは
時間の無駄なのでやめたほうが良いです。
ノートを作る目的は思い出してみてください。
それは、知識を覚えるために復習することと
整理して覚えやすくするためですよね?
キレイなノートを作るために毎日、1,2時間を掛けることは
効率的ではありません。
その時間を問題を解くなどの知識を使うアウトプット作業に
持って行った方が効率的です。
それでもなお、完璧なノートを作りたいならば
テキストの該当箇所を印刷し
貼り付けた方が素早く、キレイなノートが
作成できます。
そうすれば、時間の短縮もできますし、
手書きよりもキレイにノートを作れます。
カラフルにしたい場合はあとで、
ペンで色を塗れば問題ありません。
ノートを作る・またメモを取ることを全くしない人の場合
記憶術などを完璧に習得している人などは良いかもしれませんが
そうでない人はきちんと、ノートを作る・メモを取ることをするべきだと思います。
実際、記憶術を習得している人でも定期的に
思い出すことで繰り返して復習しています。
基本的に思い出す習慣が定着しているから、
多くの事柄を記憶することができます。
しかし、記憶術を自然に行えるまでの習慣を持つためには
かなりの労力が必要です。
簡単な話ですが、画像と文字のどちらが容量が大きいでしょうか?
もちろん画像ですよね?
記憶術はイメージなどの画像を用いることで
印象を強めて、脳に情報を残りやすくします。
なので、慣れるまでかなりしんどい作業です。
こういった理由から記憶術を習得できない人が多いのだと思います。
やはり、文字で処理する方が早いですし、
例えば読書で要点だけ知りたい場合は
文字で処理するほうが効率的です。
このように目的によっては使い分ける必要があります。
なので、記憶術を習得してない人は
復習のためにノートやメモを書く必要があります。
また、書くことで五感を用いることもできます。
面倒な場合は憶える必要のある用語だけ書くだけでも良いと思います。
また、テキストの文章を自分なりに短縮するなどの
工夫でも構いません。
重要なのは思い出すという習慣です。
メモやノートを見返した時に思い出せるかどうかを
確かめることが重要です。
そして曖昧にしか、思い出せない場合は
テキストに戻り、チェックしましょう。
その時に、メモやノートに用語や憶えたいことの横に
テキストのページ番号を一緒に書いておくか、
テキストに付箋を付けておくと効率的です。
以上、3パターンについて説明してきました。
ノートはあくまで、絶対に理解・記憶すべき事項のみを
書いておくべきです。
なので、大量に作る必要はありません。
実際、資格試験などでテキストを纏めた参考書などが
多く売られているので、
テキストの文章を書きうつしたり、纏めてみることは
あまり効率の良いことではありません。
よく言われることですが、間違えたところのみを
ノートに書いていくなど、自分用にカスタマイズされたものが
有効です。
そのためには問題集を解いたり、記憶確認テストなどを
やる必要があるので、インプット⇒アウトプットの習慣が
身についていきます。
もちろん、憶えにくいところは
自分で整理して、ノートを作るのも大事ですが
あまり時間を掛けないようにしましょう。
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