試験に受かるユダヤ式記憶術
5000年の歴史を持つユダヤの民が生み出した知恵を用いた記憶術
ユダヤ式記憶術を簡単に説明すると
生命の樹(セフィロト)を利用した記憶術です。
ユダヤ人のなかではこの生命の樹は
世界そのものを表現していると言っている人もいます。
この概念を用いて、記憶していくのが
ユダヤ式記憶術です。
ユダヤ式記憶術が効果的であるかの考察
簡単なエクササイズをやってみましょう。
『白いもの』を出来る限り、思い浮かべてください。
どうでしょうか?
何個くらい思いつきましたか?
では次に
冷蔵庫に中にある『白いもの』を思い浮かべてください。
どうでしょうか?
先の質問より、後の質問の方が早く思いつたのではないでしょうか?
その理由は
フレーム
という概念が絡んできます。
簡単に言えば
何か制限を付けたり、具体性を持たせることで
早く思いつくことができるということです。
フレームとは日本語では『枠』のことです。
経営学やマーケティングなどで
フレームワークというものあり、聞いたことがあるかと思います。
例えば、マーケティング4Pである、製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)で
販売戦略を考えるなどが挙げられます。
では、『4Pを使って販売戦略を考えてください。』と『販売戦略を考えてください。』のどちらが
素早く考えることができるでしょうか?
おそらく、前者だと思います。
このようにフレーム、言い換えれば『箱のようなもの』を
使うと思考が整理できて、混乱を防ぎ、記憶するのにも役立ちます。
つまり、ユダヤ式記憶術では生命の樹(セフィロト)というフレームを使って
上手に記憶するノウハウが紹介されているということです。
セフィロトの一つ一つのには様々な意味が付けられており
それを利用して、複数の知識を関連付けて
点の理解から、点と点をつなぎ合わせて面の理解へ導きます。
要するに、知識を体系立てて理解し、憶えられるということです。
ユダヤ式記憶術の注意点
生命の樹(セフィロト)を利用するからには
セフィロトの点であるセフィラの意味と
小径(パス)であるセフィラ同士のつながりの理解を深めて
記憶する必要があります。
なので最初は根気強く、生命の樹について
憶えて、理解する必要があります。
しかし、一度覚えて使い続ければ
勝手に理解が深まっていくので
しんどいのは最初だけなので心配しないでください。
使えば使うほど、効果がでるツールなので。
記憶の基本は『情報を整理すること』なので
このフレームを使いこなすことができれば
記憶量が飛躍的に増えることは間違いないでしょう。
また、関連させながらおぼえるので
理解力も高まります。
このユダヤ人が生み出した知恵を使い倒しましょう。
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